信念
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信念について
BASHAR(バシャール)曰く、「信じて、感じて、行動する」というサイクルを人間は取そうです。ACIM(奇跡のコース)でも同様なことを言っています。
まず、人生を歩んで行く上で最も大切になるのは「あなたが何を信じているか」です。これを端的に表す言葉は「信念」でしょう。
そして信念を形作るものとして、「知識」や「信仰」があります。
知識を形作るものとしては、哲学や科学が上げられると思います。
信仰を形作るものとしては、哲学や宗教が上げられると思います。
人生を最適化していくために、これらを最適化していく必要があると思います。
欲について
明確な信念を持たない人は、「欲」にのみ従って生きます。食欲・性欲・金銭欲・権力欲などが欲の代表です。
ただ、注意して頂きたいのは、「欲が悪い」と言っているのはないという事です。大切なのは「どのような信念に基づきそれらの欲を満たそうとしているか」が重要なのです。
お金が好きな人は多いと思います。お金は、あなたが望むことを実現するために活用することができる有力な手段です。
あなたが、アフリカに井戸を掘ろうとしてお金を得ようとしているなら、健全な欲だと言えるでしょう。しかし、一時の快楽を得るためのドラックを得るためにお金を求めるのだとしたら、不健全な欲だと言えるでしょう。
お釈迦様は中庸を説きましたが、例え欲が深かったとしても、「それに囚われない」かつ「その欲求が全体の福祉に寄与できる」なら問題はないと思います。
衣食足りて礼節を知る?
食欲や性欲は、人間が生きていく上で不可欠なものです。金銭欲も食欲を満たすための手段となります。そのため、金銭欲も不可欠なものかも知れません。
しかし、一部の機関投資家や資本家などは、不必要な強欲にまみれています。彼らは「満たされる」ということを知りません。人は「満たされて幸福を感じる」必要があります。
その一方、世界には飢餓に苦しむ人達もいます。しかし、身体的に満たされていないからといってすさんでいるとは言い切れません。マザーテレサに、「支給された砂糖をあげたい」といっていた幼い子どもがいました。
彼は物質的には満たされていませんでしたが、精神的には満たされていたのかも知れません。
その逆に、日本は物質的には満たされている国であるのに年間3万人もの自殺者を出しています。「衣食足りているのに不幸な人」がいるのす。
「衣食足りて礼節を知る」というのは「管子」に載っている言葉ですが、真実ではないと思います。
「衣食」とて所詮「条件」です。与えられた環境の一部です。その環境をどのように捉えるかがあなたの信念によって変わるのです。まずは、あなたの信念を最適化することを目指すべきだと思うのです。
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