ACIM
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ACIM(A Course in Miracles:邦訳「奇跡のコース」)
この本は、イエス・キリストからのインスピレーションをまとめたものと言われています。聖書の内容とは、異なっています。
「キリスト教がイエスの教えを伝えるもの」というのも、多分誤った信念です。
新約聖書が、「キリスト教を強化するために、ある意図を持って編纂されたもの」であるというのは、歴史や宗教に詳しい人にとっては常識と言えます。
田川健三という人が「イエスという男」という本を書いています。この作品は、田川健三という新約聖書学者が歴史や原典を忠実に検証し書き上げたものです。
ただ、内容としては、イエスの教えをおとしめていると思いますが、史実としては正しいと思います。
三位一体はキリスト教神学で普遍的なものとされていますが(三位一体を否定するものは異端とされている)、三位一体でさえニケーア公会議(紀元4世紀)で初めて「公認」されたものです。
聖書を編纂した人達も、誰1人としてイエスの教えを聞いていません。キリスト教を強化したパウロでさえそうです。
そして、現在公認されている福音書は、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4つとされていますが、当時は50位の福音書があったとの史実もあります。
すなわち、あなたが「聖書」や「キリスト教」を「イエスの教え」だと信じているとしたら、それも誤った信念かも知れません。
これに対しACIMは、イエス自身から送られてきたメッセージだと言われています。本当か嘘かは、内容を読んであなたが判断して欲しいと思います。
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