科学
a:5019 t:1 y:0
一般的な常識
日本に住む一般的な人の世界観は以下のようなものでしょう。
●人間は肉体からのみできている。
●脳が意識を形作るものである。
●ダーウィンの進化論は正しい。
●ニュートン力学は正しい。
●資本主義は社会主義より優れている。
これらは、全て「間違い」です。それは、一部の「オカルト信奉者」や「ニューエイジ」と呼ばれる人達だけが述べている訳ではありません。一般的な科学の世界でも言われているのです。
意識を形作るものはなにか?
ロジャー・ペンローズ博士が以下の様な三角形を示しています。
ペンローズ博士は、アインシュタインに続く天才と言われています。
茂木健一郎さんも彼を高く評価しています。そして、茂木さんはペンローズ博士の「量子脳」という本の翻訳をご担当されたのですが、その本の中で「この図が22世紀の科学の常識になるかも知れない」といっていました。
この図をゆっくり眺めてください。
これは「天才」がインスピレーションをもって描いた「世界像」です。詳しくは、以下の「量子脳」という本を読んでください。
この図を見るとお分かりになると思いますが、「意識(心)は物理的世界ともプラトン的世界ともリンクして存在している」というのです。
そして脳の中では、量子力学で言うところの「波束の収束」が起こっているとも言っています。
詳細は分からなくてもよいのですが、押さえておくべき事は「意識はどのように起こってくるかよく分かっていない」という事です。
すなわち、意識は脳の中の科学反応としてのみ記述できるものではないという事です。
意識と無意識について
今お話ししたことは「意識」についてです。人間の意識には、「顕在意識」と「潜在意識(無意識)」というものがあると言われています。
そして、顕在意識を決定するのは潜在意識であるとも言われています。なおかつ、ユングにおいては、無意識は人間どおしつながっており、それを「集合的無意識」と言っています。
そのように考えた場合、人間の意識とは「何なのか?」と言えるのではないでしょうか?
ペンローズ博士の「量子脳」という本の中で、無意識についてさかれているページは、1ページのみです。天才といえども手を出せないのが、無意識のレベルなのです。
本倶楽部では無意識の最適化も図っていくつもりです。無意識の最適化については、以下で紹介しているサブリミナルCDが有効だと思っています。
ニュートン力学の通用しない世界
ニュートン力学は、現代科学の進展に大きく貢献しました。しかし、ニュートン力学が通用しない世界があります。
それは、「極めてマクロの世界」と「極めてミクロの世界」においてです。
具体的に言うと、「宇宙論の世界」と「量子の世界」の事です。この世界においては、ニュートン力学が通用しません。
宇宙論の世界においては、今なお相対性理論が本流とされています。ホーキングのひも理論や膜理論などがありますが、全ては相対性理論から導かれれるものです。
量子の世界では、量子力学という学問があります。まだまだ発展途上であり、完成されているものではありません。様々な仮説が掲げられています。
アインシュタインは死ぬまで「量子力学」を認めませんでした。「神はサイコロを振らない」という言葉は有名です。その言葉をもってアインシュタインは量子力学を否定しました。
しかし、量子力学の理論は確立されてはいませんが、応用は既に始まっています。量子コンピュータ等の技術がそれです。
相対性理論と量子力学の統一が先端科学の一つの目標とも言われています。その最右翼と目されているのが、先のペンローズ博士のツイスター理論です。
最先端の科学の先にあるもの
最先端の科学が目指すものは、「相対性理論と量子力学の統一」です。その科学が明らかにする世界とはどのようなものなのでしょうか?
最新の宇宙論では、「宇宙は今でも生まれ続けている。今存在している宇宙からも、新たな宇宙が生まれている。あなたが行った『選択』をしなかった宇宙も同時に存在している。しかし、『最初の宇宙=マザー宇宙』は神様に作って頂くしかありません・・・」(NHKスペシャルアインシュタインロマンから)と言われています。
量子力学では、多次元宇宙という考え方があります。「全ての可能性を含んだ宇宙が存在している。それが『観測者』による『観測』という行為を通して、『波束の収束』すなわち『ある一つの可能性の宇宙に収束』する。」と考えられています。
両者が言っていることは似ているように感じます。両者において鍵となるのは『観測者の存在』と『その観測者の選択』にあります。私たちの存在の数だけ、そしてその選択の数だけ宇宙は存在していると言えるのです。
その無数に存在する可能性の中から「最善と思われるもの」を選択するという行為が「最適化」と言えます。
線形方程式としての人生
最新の宇宙論では、宇宙は11次元または12次元からできていると言われています。真偽のほどは分かりません。
しかし、私たちは3次元空間に時間軸をもって存在しています。アインシュタイン流に言えば、4次元の時空に存在していると言えます。
しかし、時間が相対的であるということを実感できる人は数少ないと思います。それは、私たちが時間軸という制約を受け入れてこの世に生まれてくるという選択をしたからです。
それですので、時間軸を中心に人生を考えるのが最も分かりやすい考え方だと思います。
宇宙が多次元でできているとしても、他の宇宙を知ることも関係を持つことも現時点ではできません。それですので、この宇宙での生き方を最適化することで当面は良いと思います。
私たちが、この3次元空間を飛び抜けて多次元に行くことに関してはアセンションで述べたいと思います。
3次元空間にある一定の時間軸にそって生きていくということを考えると、それは時間tを変数に取った線形方程式で表されると思います。
X軸Y軸Z軸は、その人の価値観によって決まるものだと思います。常識とは、この人ぞれぞれによって異なるこの座標系の平均値のことを言っているのだと思います。
そして、幸とか不幸とかは、この座標系に表された人生という線形方程式を微分し、その傾きを評価した結果を表現しているのだと思います。
微分値が正であったら幸せ、負であったら不幸せとかです。
また、禍福はあざなえる縄のごとしとか人間万事塞翁が馬という諺にあるように、線形方程式を積分して考えよという戒めもあります。
この両者の考え方によって、蟻とキリギリスの童話に考え方に差異が生じます。
ただ、ここで問題なのは、座標軸が固定という点です。ここが重要です。
多次元宇宙では、物理法則も異なると考えられています。すなわち座標系が違うのです。量子力学でいう可能性の宇宙は全て異なる座標系の宇宙を表現しているのではないかと思います。
座標系の最適化
座標系とはその人の価値観だと申し上げました。この座標系を人の作ったもので済ませている間は、人生は最適化されません。
最適化された座標系とは、微分値が常に正になるような座標系と言えます。
座標系はあなたの信念をこの4次元の時空に表現したものです。
この座標系の設定はあなた自身に任されているのだと思います。
微分値が常に正であるなら、その方程式を積分したなら値は常に正になります。これが最適化された人生だと思います。
宇宙はビッグバンで始まらなかった!
現在の常識として、160億年前に宇宙はビッグバンで始まったというのがあると思います。
これは、アインシュタインが宇宙方程式を解いていく中で、見つけた仮説です。しかし、ダーウィンの進化論と同じく、一般教育を受けた人で、この仮説を否定する人は少ないと思います。
しかし、この仮説を否定する人が現れました。それは、このページでも取り上げているロジャー・ペンローズなのです!。
彼は、2010年11月22日に発行された『Universe Today』という科学雑誌にそのことを記事にしているそうです。
原子の中にブラックホールがある!
ナシーム・ハラメインという新進気鋭の物理学者がいます。彼は各々の原子の中にブラックホールがある可能性は非常に高いと言っている層です。
ブラックホールは、既存の宇宙論でも異次元(別宇宙)への入り口と言われています。極小の世界の中に極大の世界が存在しているというのです。
彼は、ハワイでブラックホールの作成実験をしているそうです。(J・C・ガブリエル著 新たなるフォトンベルトか から)
a:5019 t:1 y:0